News Release

ジョージ・アンド・ショーンと三井住友海上火災保険の高齢者向け連携事業が令和5年度の神戸市「Be Smart KOBEプロジェクト」に採択

オンラインを活用し、高齢者の社会参画・フレイル/認知症予防コミュニティ創出を推進

この度、高齢者認知機能推定AI「Cognivida」を用いたヘルスケアサービスを提供しているジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:井上 憲/以下「G&S」)は、MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(代表取締役社長:舩曵 真一郎、以下「三井住友海上」) と共に、神戸市が推進する「Be Smart KOBEプロジェクト」に採択され、高齢者のための「オンラインを活用したフレイル/認知症予防コミュニティ創出事業」の実証を開始いたします。本採択により、両社は神戸市と実証事業の実施に向けた協議を行い、同市が目指すデータやセンサー技術等の先端技術を活用して、市民や地域が抱える様々な課題を解決し、市民の暮らしの質や利便性の向上を図る「スマートシティ」に寄与してまいります。
<ご参考>神戸市記者発表資料:https://www.city.kobe.lg.jp/a93584/944890774367.html

1.参画の背景

「Be Smart KOBEプロジェクト」は、神戸市が市民の暮らしの質や利便性の向上を図る「スマートシティ」の推進を目的として、事業提案を広く募集したものです。
G&Sと三井住友海上は、「地域課題の解決、地域コミュニティの活性化、地域共生」「市民のウェルビーイングの増進」のテーマに対して、オンラインを活用した認知症予防コミュニティ創出事業を提案し、採択されました。今後、神戸市と実証事業に向けて協議するとともに、将来的には三井住友海上と神戸市が提供する「認知症神戸モデル※1」との連携も検討いただいています。
また、実証事業で獲得するデータ・知見によって、G&Sと三井住友海上で開発を進める認知機能推定AIを高度化し、三井住友海上が提供されている「補償前後のソリューション※2」として、全国の自治体等に展開することにより、包摂的社会の実現を推進していきます。
※1:認知症の人にやさしいまち 神戸モデルWebサイト https://kobe-ninchisho.jp/
※2:三井住友海上が推進するリスクの予防・リカバリーを支援するソリューション https://www.ms-ins.com/solution/

2.実証事業について

(1)目的
・パソコンやタブレット等を利用したスマホ体験教室やオンライン旅行といったコンテンツの受講を通じて、高齢者の社会参画・コミュニティ創出を支援する。
・オンラインサービス利用時の利用動態データ等をもとにAIが認知機能を推定し、介護度の経年変化をデジタルに計測することで、医療介護費の削減効果を検証する。
(2)実施概要
・対象者 :神戸市内在住65歳以上の高齢者を想定
・実施期間:2024年2月末まで

3.各社の役割について

■ジョージ・アンド・ショーン社
・シニア向けオンラインサービス提供基板の開発
・オンラインを通じた、シニア向け体験教室の企画・開発および提供
・認知機能推定AIエンジンの高度化と、高齢者の認知機能状態の推定

■三井住友海上
・オンラインサービス、および認知機能推定AIサービスと連携した補償の検討
・神戸市モデルとの連携における介護予防費削減効果の検証
・オンラインを通じた、シニア向け体験教室の企画、パートナー開発

4.実証事業全体像

「Be Smart KOBE」プロジェクト
神戸市の重要課題である人口減少や少子高齢化、地域および世界が直面する課題を解決するため、最先端技術やデータを有する事業者からの提案を募集し、神戸市内での技術実証・実装を支援することを目的とした「Be Smart KOBE」公募プロジェクト。
ウェブサイト:https://www.city.kobe.lg.jp/a93584/smartcity/saisentangijutu.html

<本件に関するお問合せ>
ジョージ・アンド・ショーン株式会社
営業企画担当:松橋 奈美
TEL:03-3405-7230