この度、ジョージ・アンド・ショーンは、NTTコミュニケーションズ株式会社が提供する懐かしのニュースや出来事についておしゃべりをしながら脳の健康状態を確認※1できるAIサービス「おもいでダイヤル」の無償トライアルの開始に伴い、
認知症の予防・早期発見から認知症と診断された方向けのソリューションをワンストップで支援する自治体向けソリューションの検討を、NTTコミュニケーションズ株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社NTT Sports Xの4社で開始しました。
4社が連携し、脳の健康チェックにより認知症対策への気づきを与え、浦安D-Rocksやオンラインコミュニティサービスを活用した認知症の予防、認知症を原因とする事故による損害賠償リスクに対する保険を用意することで、自治体における認知症の課題を解決できるソリューションモデル実現をめざします。
詳細につきましては下記URLよりご確認ください。
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2024/0919.html
「おもいでダイヤル」の概要と特長
「おもいでダイヤル」はフリーダイヤル「0120-468354」へ発信することで、懐かしい新聞記事をもとにAIと過去の思い出を振り返ることができるサービスです。
本サービス内容の検討にあたっては、NTT ComのデザインスタジオKOEL※3が参画し、親しみを持ってご利用いただくための機能のアイディエーションから、高齢者でも利用しやすい音声ガイダンスに至るまで、認知機能の低下に不安を持つ方が自然に楽しくご利用いただける体験設計をしています。
サービスの特長は以下の通りです。
(1) 懐かしい新聞記事の配信
「おもいでダイヤル」のAI案内人「テルミ」の誘導に従い、今日の日付と年齢を答えることで、タイムマシンに乗ったかのような体験を得ながら、懐かしい新聞記事を再生します。新聞記事には、高齢者の思い出を促すよう構成されている回想新聞社の記事の要約を採用しており、ミドルシニア層以降であれば誰もがノスタルジーを感じることができるような内容になっています。無償トライアルでは、今日の日付と年齢を考慮せず記事をランダムで配信します。
(2) 新聞記事のテーマに合わせて「テルミ」と思い出をおしゃべり
新聞記事の内容に合わせて昔を懐かしみ、振り返るおしゃべりを「テルミ」と行うことができます。認知症予防に関する研究は数多く行われていますが、過去の記憶を呼び起こすことで、脳の活性化を図る方法があります。※4
お話しいただいた思い出話は利用者の興味関心情報として生成AIで分析され、趣味趣向の情報として蓄積することも可能です。
(3) 希望者へ脳の健康チェック結果を通知
会話の内容から脳の健康チェックが完了します。脳の健康チェックには日本テクトシステムズ株式会社の認知機能みまもりAI「ONSEI」のアルゴリズム※5を利用しています。脳の健康状態を維持するための気づきを与えるメッセージを案内したのちに脳の健康チェック希望者にはチェック結果を電話口で通知します。
(4) SMSによる次のアクションのご提案
SMSには、チェック結果に加えて趣味趣向情報に合わせた脳の健康を維持するコンテンツをお送りします。トライアルでは脳の健康チェック結果とコンセプトサイトのURLを送付します。