biblle

新型コロナウイルス感染拡大防止の支援。対面業務を最小限に。ヘルスケアAIを提供するジョージ・アンド・ショーンが高齢者施設内の見守りサービス「施設360°」を無償提供

施設内位置見守りサービスの期間限定無償提供の予約受付を開始

この度、見守りタグ兼アプリの「biblle(ビブル)」の開発・販売や、認知症/MCIの早期検知サービスの開発を行い、ヘルスケアAIを提供しているジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:井上憲 / 以下G&S)は、新型コロナウィルスの感染拡大防止の支援と医療従事者の業務サポート支援として、高齢者施設に従事する職員の方々の対面業務を最小限にでき、施設内入居者同士の接触の管理もできる位置情報の把握に特化した高齢者施設内見守りサービス「施設360°(シセツ・サンロクマル)」を、無償提供の予約受付を開始しました。本無償提供は6月1日(月)より順次利用開始し、当面の間実施します。

なお、本サービスは現在ベータ版であり、約二年間の開発期間と、一年間の高齢者施設様(聖隷福祉事業団  藤沢エデンの園 一番館様(神奈川県, 藤沢市)など)でのフィールド試験を経て、新たにベータ版サービスとして提供予定のものです。

無償提供内容は、本サービスの利用に伴う「初期セットアップ費」、無償期間中の「ビーコンタグ(見守り端末)利用費」、「受信機利用費」です。(人数・台数の上限設定あり)

本サービス提供が、新型コロナウィルスがもたらす脅威の最前線で、高齢入居者の方々のケアを昼夜対応している従事者の方々の支援の一助になることを切に願っています。

施設360°無償提供概要

実施期間:2020年6月1日(月)〜当面の間 (申し込み:4月17日(金)開始)
対象:全国の高齢者施設

無償提供内容:
◯初期セットアップ費 ※1施設100名まで。
◯ビーコンタグ(見守り端末)「biblle」利用費/受信機利用費 ※1施設10台まで。

<無償範囲に含まれない利用に関わる費用>
・受信機が利用する通信機器費/インターネット通信費(施設内でWi-Fiが利用できる場合発生しません。)
・アプリケーションが利用するインターネット通信費(施設内でWi-Fiや固定回線などが既に利用できる場合発生しません。)

<申し込み方法>
下記URLのコンタクトより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
https://george-shaun.com/contact/

<必要記入事項>
・ご担当者名
・施設名、住所
・必要台数、使用人数
・連絡先

<施設360導入にあたっての確認事項>
導入にあたっての確認事項を以下にまとめております。ご確認ください。
http://george-shaun.com/pdf/shisetsu360kakunin_20200421.pdf

新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした施設360°の役割

■対面チェックを最小限にし、入居者同士の接触状況も把握

在室確認業務など対面での対応が必要な業務を最小限にできます。
また、入居者同士の接触状況など、リスクになり得る可能性はある行動を早期に把握することで、予期せぬ施設内の感染拡大予防ができます。

■少人数体制時のリスク把握の効率向上

現在、新型コロナウィルスの影響で施設内従事者の人数を減らしている施設や、夜間の見回り・徘徊捜索業務など、少人数体制時でもアラート発行機能を利用することにより、早期に異常に気付け、効率的にリスクを把握できます。

■異常時の検知

長期間の同じ場所への在室や、食事など部屋を出る時間帯になっても自室からの外出が見受けられない方などの行動量を把握し、異常だと思われる状態を検知し、見守りを強化しなければならない入居者の把握を行うことができます。

施設360°について

Webアプリケーションを介して、利用者の方々の施設内外の位置情報をリアルタイムに把握できる見守りサービスです。各場所に設置する受信機が、高齢者施設の入居者及び施設スタッフが常時携帯するG&S提供のビーコンタグ”biblle”より、位置情報を収集しリアルタイムに更新します。

公式サイト:http://shisetsu360.com/

【主な4つの機能】

1▶︎施設内の位置情報の参照

Webアプリケーションより、施設内の入居者及びスタッフの方のリアルタイムの位置情報を確認できます。※1ダッシュボードに施設内入居者の方の一覧が表示され、※2フロアマップではフロア毎に誰がどこにいるかを参照できます。また、スマートフォンなどのモバイル端末でも利用でき、パソコンとモバイルで同時利用が可能です。

2▶︎外出検知機能

特定の入居者が外出する際に、施設の担当スタッフにアラートが発行できます。
アラートを発行したい人は管理画面から追加・削除が可能です。
※現在、アラート発行時にSNS(LINE等想定)、ショートメールなどで担当者にアラートを発行する機能も開発中です。

3▶︎施設外の位置情報の参照

外出アラートが発行された入居者などの屋外の位置情報を確認できます。
屋外での位置はビーコンタグbiblleのサービスを利用して、外部のビーコンタグの利用者や屋外にある固定受信局とのすれ違いの履歴から定期的に位置確認ができます。

4▶︎生活習慣データの把握

日常の生活習慣データから移動量を把握します。施設内の方々の行動量の平均値を出すことによって、入居者の方それぞれの行動量の変化などを察知できます。