2020年6月16日(火) に弊社代表の井上が、横浜国立大学 成長研究センターベンチャービジネス部門(以下、VBL)の各部学生へのベンチャー教育として実施されている授業「アントレプレナー入門」の第6回の登壇講師として講義させていただきました。
「アントレプレナー入門」は、イノベーション創出人材・起業家型人材の育成を、学部生、大学院生、ポスドクまでを対象にシームレスに展開することを目指して、2011年から学部学生向けに開講。
ジョージ・アンド・ショーンの起業までの背景、創業後の成り立ちについて、特にジョージ・アンド・ショーンならではの「社会課題解決をテーマにした起業」「兼業主体での組織の作り方」に焦点をあてて講義を行いました。
横浜国立大学 成長研究センター ベンチャービジネス部門
http://www.vbl.ynu.ac.jp/?page_id=27
セミナーを受講いただいた方々のアンケートから一部抜粋して紹介させていただきます。
今日お話を聞いていて、身近なところから社会の役に立つ大きな事業を生み出すことができるのだと驚きました。特に、biblleというサービスで認知症の人だけでなく認知症になる前の人を見つけることができるというところまで研究が進んでいることを聞き、はじめは徘徊してしまう老人を見つけるという目標だったものが、認知症の兆候を発見し認知症にかかわる国のコストを減らすことができるかもしれないという大きな課題解決まで広がっていることに、社会課題からの起業の大きな可能性を学びました。また、私は一度就職してから起業したいと考えているので、兼業についても詳しく伺うことができてとても参考になりました。 (経営学部 1年)
井上さんがおっしゃった「右脳で感じる違和感」も同時に感じていた。その違和感とは、悩んでいる高齢者の方々を上から見てしまっていたこと、つまり見守る側を主人公にしてしまっていたことだと気づいた。あくまでも悩んでいる方を主人公にしていたからこそbiblleができたといえると思う。どんな社会的問題に向き合うときも、「解決してあげる」という気持ちを持ってはいけないということを忘れないでいたい。
利益を最優先する会社が多く、他の社員との温度差があるのではないかと考えていた。そんな中で、「兼業は、課題解決に最短ルートで向かう」という言葉がとても印象に残った。同じような想いをもった仲間と共に働けることは自分に適していると思うし、兼業は会社に必要な人材をピンポイントで雇えるので良い制度だと思う。自分が働くころにはもっと兼業が認められていてほしい。 (経営学部 1年)
おそらく今回の行われた講義は、例年行われていたものとは違った意味を持つものでした。それは、兼業という働き方の捉え方がコロナの影響で大きく変わってしまったためです。従来は、今回の資料でもあった通り、多くの企業が兼業に後ろ向きの姿勢であるが、こうした姿勢も今回のコロナが発端となって変容していくでしょう。そうした社会が到来する手前、今回の話を聞けた意義というのは非常に大きいと考えます。つまり一つのありうる雇用形態としての兼業を、先に今回の講義を通して理解することができたことは、これから先急速に変容する社会に対応していく過程で大いに役立ってくれるでしょう。こうした有意義なお話を聞けて、非常に勉強になりました。 (経営学部 1年)
会社を起こしたり、事業を立たせるためにその理由をリアルな経験から自分自身に落とし込んで納得させて始めた方がいいとの言葉をいただいた。僕は単なる社会が持つ課題を浅く広く考えていて、事業もそれのうちのどれか一個を解決しようなどと考えていたので、確かに社会課題を知っておくことは必要だが、もっと自分自身のリアルな体験が必要だと思ったので、自分から多くの経験をするために動かないといけないなと思った。ゴールから逆算して考える、また技術キーワードに関する知識を持つ。実際の起業家の方からいただいたリアルなアントレプレナーシップを覚えておきたいと思う。そして、話の中でも再三出てきた仲間とのつながりの大切さ、そして仕事を楽しむ姿勢は純粋にかっこいいと思った。自分も何気ない仲間との時間の中で芽生えるものを大切にしておきたいと思うし、仲間と仕事を楽しんでやったり、夢を形にするためにさらに勉強をしないといけないと思った。 (経営学部 1年)
今までの自分のイメージでは、起業する人は今まで勤めていた会社を辞めて自分の道を突き進んでいくものだと思っていました。また、兼業していくのは投資家からあまり好印象を持ってもらえないのではないかと思っていました。そんな僕にとって今回の講義はとても新鮮で興味深かったです。中でも感心したのが、ESBIの複数の側面を持つことができる点です。これは専業起業家にはない強みであると思いました。もともといた会社の社員という側面から、その人のスキルがなんとなく読み取れるなど、講義であったように本業と副業を結び付けることである種の信頼が生み出せるのかなと思いました。 (理工学部 1年)
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