施設 360°

見守りタグで施設高齢者と家族をもっと身近に

G&SがNTT西日本と高齢者向け集合住宅施設に提供する見守りシステム

「施設360°(シセツサンロクマル)」を開発。

愛知県名古屋地区のサービス付き高齢者住宅での実証実験を開始。

​ジョージ・アンド・ショーン合同会社(本社:東京都渋谷区、代表社員:井上憲、以下「G&S」は、
西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:村尾和俊、以下NTT西日本)の協力のもと、
高齢者向け集合住宅施設に提供する見守りシステム「施設360°(シセツサンロクマル)」を開発しました。

本システムはNTT西日本が提供する光BOX+※1と
G&Sの持つ見守りタグbiblle(ビブル)を利用したアプリ/システム開発により実現しました。
高齢者住宅に本システムを導入することで、施設職員や入居者のご家族に対して入居者の状況を
リアルタイムに確認することが可能となり、安心安全に見守りを行うことができます。

■本システムが実現する機能

本システムにより実現する機能は大きく以下2つです。

1. 可視化機能
施設内に設置された光BOX+のbiblleアプリと入居者がお持ちのbiblleタグにより、
入居者のプライバシーに配慮した形で、施設内での入居者の居場所や滞在時間などの状況をリアルタイムで、
施設職員やご家族が安心安全に見守りを行うことができる機能です。

2. 外出検知/緊急信号機能
万が一入居者が外出した際に、施設内に設置された光BOX+のbiblleアプリと入居者の持つ
biblleタグが入居者の外出を検知し、本システム経由で施設職員やご家族に対して
外出の通知を行うことができる機能です。

また、biblleタグの保有者が、タグのボタンを押すことで、システムの画面に緊急信号を表示し、ボタンを押した場所と併せて確認することができます。

■「ロイヤルレジデンス千種」における実証について

本システムの導入実証を、2017年6月より入居を開始しているサービス付き高齢者住宅
「ロイヤルレジデンス千種」(愛知県名古屋市千種区)において実施しています。
本実証では施設内におよそ70台の光BOX+の設置と、入居者およびスタッフ合計30名による見守りタグbiblleの利用により行っています。

■今後想定している機能

施設内の入居者の居場所や通常の行動を間接的に把握することで、
入居者が普段ではとらないような行動(例えば、施設内で体調が悪くなって移動ができない場合など)
の行動検知が実現できるよう、本システムへの将来的な機能実装を視野に入れています。

※1. 光BOX+について
光BOX+はテレビに接続するだけで、簡単にインターネットが楽しめる情報機器です。
動画や映像配信サービスを簡単に楽しむことができます。他にも様々なアプリで便利に楽しむことができます。

■関連リンク

■お問い合わせ先

ジョージ・アンド・ショーン合同会社:contact@george-shaun.com

なお、「ロイヤルレジデンス千種」での導入実証については、以下にお問い合わせください。
NTT西日本技術革新部 研究開発センタ:ks-iotservice-rdc@west.ntt.co.jp